2009/12/17
糖尿病の自覚
昨今の食生活を慮ると、糖尿病を自覚していないと言われても当然である。しかし、将来の合併症を考えると、当然に自覚をしてる訳であり、毎食前に血糖値の測定もしているのである。血糖値が高めのときは、2つ処方されているうちのインスリンを打っており、できるだけ高血糖の状態を抑制しようとしている。だがこれは、合併症を起こさないようにしているだけであり、根本の治療にはなっていないのかも知れない。
糖尿病とは、「糖代謝の異常」を来たす病気である。人は、生命活動に必要なエネルギーを、炭水化物等を摂取することにより、糖質がブドウ糖に代わりエネルギーに変換するというメカニズムを有している。だからこそ、生命が維持されているのである。
糖尿病になった原因は?といろいろ聞かれるが、食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足が原因であることは、一般的にも、医学的に言われているところであり、自らも認めるところである。そうかと言って、食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足の人が全て糖尿病になるわけではない。肥っている人がすべて糖尿病であることはない。妻も肥っているが、血糖値は正常である。食べ過ぎと言われても、食べ過ぎの人が、全て糖尿病ではないのである。
糖尿病になった原因は何なのか。遺伝(父が糖尿病)もあるだろうが、生活習慣病の原因の一つはストレスである。糖尿病治療を始めたとき、主治医に言われたことがある。糖尿病を直すには、その根源となっている原因を回避すべきであると。それは、できるだけストレスのかからない生活をすることである。仕事を辞めればストレスは軽減するだろうが、働きざかりの年齢で仕事を辞めるわけにもいかず、薬を飲み、注射を打ってごまかしているのである。ストレスと上手くつきあうにはどうすれば良いのだろうか。飲み食いで発散するのではなく、運動など身体を動かすことで発散できるようにしたいものだ。…と思いつつ、今日も深夜に一杯飲みながらブログを書いている…。